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月曜日は愛知レッスン2日目。画面上は1コマ空いているが、この日は9コマ。非常に多くの方にお越し頂き有難うございました。
良い音を求める方は多くいらっしゃるものと思っている。だからこそたかがヴァイオリンが何千万円もしたり、たかが弓が何百万円もしたりするのだろう。けれども、案外良い音に対する地味な工夫はなされていないものなのかなと感じる。
首が擦れるのを防ぐために、顎当てにハンカチを当てたら音が変わるのではないかというご質問を頂いた。非常によい質問で、実際音は変わる。ハンカチを当てると、少しこもったような音になる。
もちろん、首が擦れると痛いので、必要なひとは必要なものであると言うことはよく分かっている。ただ、これが必要悪という認識を持っているかには注意が必要と感じる。
弾き方はもちろんのこと、松脂の塗り方や弓の毛の張り具合や、肩当ての種類、アジャスターのねじ込み具合など少なからず音を変える。ぜひ、使いこなしの上でも良い音が出るようにとなさって頂きたいと感じる。