ヴァイオリンがわかる!

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テクニックという道具を作る

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。土曜日は体調を崩された方などお休みの方が比較的多く余裕あるレッスンとなりました。わたし自身も体調が良いとは言えずレッスンの合間はゴロゴロしていました。日曜日の愛知レッスンは8コマと多くの方にお越し頂きました。久しぶりにお越し頂いた方もいらっしゃり嬉しく思いました(^^)。

秋になると、哲学的になります(^^;。哲学を語るような頭も演奏の技量も持ち合わせていないのだけど、思いつきをふたつほど。

弾き方を教えると言うことは、まずは、「弾くためのテクニック」という道具を作って頂き、それから「その道具をうまく使う」使い方を得て頂くものなのかなと思った。ヴァイオリン自体も道具、弾くテクニックも道具と感じた。

3年目ほどになった多くの方が、テクニックはほぼできあがって、それをうまく使うフェーズに入っている。カイザーを進めている方がそのフェーズと言える。絵画で言えば、絵筆の動かし方は覚えて、直線も曲線も描くことができるようになった。そのテクニックを使って、今度はどういう風に絵を描こうか、ということになる。

毎週お越しの方で5年程度で「結構弾ける」というところまで、なんとかお連れしたいもの。5年でそれができたら、通常の倍の速さで教えることができたということになるから。

ここに至るまでにヴァイオリンへの情熱を失ってしまうこともあるし、お仕事などで時間が取れなくなってしまうこともある。またやりたくなったら、あるいは、お時間が確保できるようになったら、やればいいものと思っている。できれば時々弾いて道具をサビつかせないことができれば良いけれど。


教えるのは彫刻のようなもの

もうひとつ、一方、教えるというのは彫刻のようなものかもと思った。材木によってはスムーズに彫ることができるし、夏目漱石の夢十夜ではないけれど、もともと埋まっている像を掘り出す作業とすら思えることもある。うまくいっている場合は、教える側が余計なことをしちゃダメ。

逆に、材木の質によっては彫るのがとても難しいこともある。慈善事業ではなく、商売でやっていることなので、あまりに社会常識がかけ離れていて極度に高コストになる場合は冷たいようだけれどおやめ頂く場合もある。

まずは大雑把に形を整え、後は細部を整えれば、ちゃんと形になる。最初の彫り方が間違っていなければ、細部に手をかければかけるほどリアルな像になる。

だいぶ形になってきた方が多くなってきている。最初は正直言って「かなり大変だなあ」と思った方も、ちゃんと良い音が出るようになってきている。大人からでも何とかなるじゃないかと実感する(NHK的ですが「弾けるようになった」の感じ方には個人差はあります)。

音程に問題があるケースもあるし、曲になると全然上手くいかないケースもある。それでも、少しずつ彫り進めて最終的に高い次元で整った形になれば良いなと思う。そして、ご自分でご自分を彫り進めることができるところまでお連れできればと思っている。

 


 

トカトントン

レッスンの際には可能な限り元気で、可能な限り笑顔でお迎えしようとしているけれど、寒くなるにつれてさまざまな意欲が減退中。時々現れるトカトントン(太宰治のトカトントンね)が来たような感じ。

いろんなことがおっくうになるけれど、こう言う時こそ自分のやるべきことをきちんとこなす。多少無理をしても、新しい刺激を得ようと努力する。スケジュールに従った行動をする。ヴァイオリンも弾きたい時ばかりではないけど、決まったやるべき練習をすることこそが努力なんだろうなと思う。

 



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