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Pajeotの弓

昨年の11月に初めて弾かせて頂いて衝撃的に良い音と思ったEtienne Pajeot(パジョー)の弓、その後何回か弾かせて頂いていたけれど、やはりものすごく良い弓なので買っちゃいました(^^)。バカだねえ、わたし。

1840年頃製。アムレット材のもの(アムレット=スネークウッド:現代弓には向かないと決めつけられるが粘りのある音がする。強い弓だけれども固いわけではない)。Pajeotらしい緑の貝細工とスワンヘッド。

最近はわたしが楽器を欲しがっている・買っちゃうと、嫁さんだけでなく、お越し下さっている方々にも「またですか?」「どんだけ買えば気が済むのですか?」とお言葉を頂く事もある(^^;。また、「楽器なんかにお金を使わず予約システムの改善をして下さい」と言われた事もある(まあ、便利でお手軽な予約がしたい人はヤマハの音楽教室に行って下さい)。

うちでは必ず最上級の音のする楽器と弓でレッスンを行っている。教える側の音が最終的には教わる側の音になるのだから、お示しする音は絶対に良い音でなければならないと思っている。そういう所をケチるべきではないと考えている。

普段、ユーリ(Jacob Eury)という1810年頃の弓でレッスンを行っている事が多いが、毛替えもできないし(毛替えの直後数日は松脂がなじんでおらず使える音ではない)、巻皮はどんどん痛んでくる。

サブ弓のフェティーク(Victor Fetique)は良い弓ではあるけれど、音の格は落ちるのでレッスンでの使用頻度は少なく自分の練習用&うちの楽器をご利用になる方(それなりに弾ける方向け。全くの初めての方はカーボン弓)にお使い頂くことが多い。

値段とは関係なく「良い音のする楽器・弓」はそんなに多くなく、その中でも群を抜くものは更にまれ。地震の後、自分自身が音楽への失望もあったし、今後の日本経済への不安も大いにある。国内から良いものが出て行ってしまわないうちに、また、「楽器に音楽を教えてもらいたい」という思いもある。

これまでトルテやアンリの弓が購入候補になった事もあったけれど、売れてしまってご縁が無かった(またドミニク・ペカットはなぜか私にはあまりご縁がない)。骨董品の世界は入手できるかどうかもご縁ではある。

今回のパジョーはご縁あり入手できて、既に音楽的な発見やテクニック上の発見も出来ている。この弓から多くの発見ができればと思う。


音楽は伝えるもの

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。今回も非常に多くの方にお越し下さり有難うございました。

レッスンの中で「音楽は誰かに言いたい事を伝えるもの」といったお話をさせて頂いた。古い音楽であれば神様に聴かせるものであるし、新しめのものであれば聴き手全員に言いたい事を伝えるようにとお話をさせて頂いた。

実際、ずっと上の方にいる神様に聴かせるようにとお話しさせて頂いたらすごく良い演奏になった。

うちでは基礎を重視としてレッスンをやらせて頂いているけれども、「音楽とは」も非常に大事な基礎と思っている。例えば、音量のピアノは「小さく」というだけではあまりに短絡的と思うし、「心を込めて」と言ったって好き勝手に感情移入をするわけではない。

充分聴き手に聞こえる音で弾く事と、楽譜通りにきちんと弾ける事は大事な「基礎」と考えている。

 



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