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今年もゴールデンウィークを取らせて頂きました。ゴールデンウィーク全日に渡って、あまり体調が優れなかったものの、あちこちに出かけてきました。長文になりますが、よろしければご覧下さい。
大阪音楽大学の楽器博物館に出かける。ここにはストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェスのヴィオリーノ・ピッコロ(小型ヴァイオリン)があり、それを見に訪れた。
予想していなかったけれども、お願いしてみたらストラディヴァリの方は弾かせて頂く事ができた(^^)。全く手抜きのない作りと小型(1/4サイズくらい)なのに部屋中に響き渡る音。持った感じからして、ストラディヴァリの通常サイズのヴァイオリンと同様なところに感動した。
デル・ジェスの方は新品同様のニスとされているもの。思った以上に地味な感じに見え、そこが興味深い。やや冴えない感じの赤オレンジ色のニス。
その他、カルロ・ベルゴンツィのキット(ステッキ・ヴァイオリン)も弾かせて頂いたが、こちらはあまり良い音に感じず・・・。他にも、1700年代のスピネット(小型チェンバロ)が文字通り琴線に触れる感動できる美音。また、ガムランを初めて叩かせて頂いた。
大阪音大の楽器博物館、非常にお勧め。阪急宝塚線庄内駅が最寄りです。
なお、本場のたこ焼きを庄内駅近くのたこ焼き屋さんで食べ、
本場のたこ焼き(10個で200円)
大阪万博跡地に行き太陽の塔も見てきました。
背面の「黒い太陽の顔」。お気に入り。
遊びに行くのは初めての大阪をちょっとだけ楽しんできました(^^)。
小惑星探査機「はやぶさ」。地球に帰還したカプセルを見に各務原航空宇宙科学博物館(岐阜県)へでかける。はやぶさのカプセルの展示は全国各地で大盛況となった。
「はやぶさ」は撮影禁止のため入り口を。ひとが少なかったです。
ところが岐阜では非常に人が少なく、ほとんど待つ事も無く見る事ができた。JAXAと思われる方の説明が10分ほどあり、2分ほど実物を眺める事ができた。
前面のヒートシールドはレプリカだったものの、背面ヒートシールドやパラシュート、電子機器などは実物。土鍋くらいで思ったより大きいカプセル。これが、イトカワまで行って戻ってきたのかと思うと感慨深い。
また、JAXAの担当者の方の「はやぶさ」に対する愛情を感じる事ができて心温まる思いをした。この愛情があるからこそ、トラブルに対しても信じられないような神業的な対処ができたのだと。
各務原航空宇宙科学博物館にはSTOL実験機「飛鳥」が展示・保存されている。かつて子供の頃「学研の科学」で読んですげーと思っていたのでこちらも感慨深く思えた。他にもYS-11などもあり。
STOL実験機「飛鳥」。エンジンがすごい。
お土産は自衛隊ドリンク「元気バッチリII」(^^;。
平安時代の歌人在原業平が詠んだ、
「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ」という有名なかきつばたの句。
この詠んだ場所が愛知県知立市にあると聞いてでかけた。
初めて名鉄特急に乗ってご機嫌(一度も乗った事がなかったのです)。名鉄三河八橋駅にて下車。
丁度かきつばたの咲く季節と言う事もあり、期待。
時期には早くあまりたくさんは咲いていませんでしたが思いを馳せる事はできた。
在原業平が1100年前にこの地を訪れて、そして、その後も芭蕉や種田山頭火と言った多くの歌人や安藤広重などの画家が訪れた土地。この地に旧東海道が通っていて、一里塚も残っていて、人々が往来していた風景が目に浮かぶ。
旧東海道沿いの一里塚。道路の反対側にも残っていて両方残っているのは貴重。
また、知立駅近くの知立神社も素晴らしい神社でした。ちょうど知立のお祭りもやっていて御神輿がでていました。
知立神社多宝塔:2階部分が円形になっているのが貴重
名鉄のパンフレットに掲載されていた知立駅近くのイタリアンGold Pigでお昼ご飯を食べる。都内でも滅多に見ないような高品質なイタリアンかつ安価でで大満足(^^)。
デザートだけでも豪華(^^)
自分のふるさとである愛知県をこれまで軽視していたけれども、長い歴史を持つ土地としてちょっと見直す機会になりました。
シャコンヌ名古屋店へ展示会を拝見させて頂きにでかける。これまで見た事のない楽器があり、興味深く拝見させて頂いた。また、前々から興味深く拝見させて頂いているあの弓良い音がするよな〜(ねらっているので銘柄は秘密(^^;)。
山本屋(という名古屋では有名なお店)で味噌煮込みうどんを食べ、コメ兵(という名古屋では有名なお店)でちょっとお買い物をし、とベタな名古屋観光となりました。再建中の名古屋城本丸御殿も見たかったけれどこれはまたいつか。
しんどくなってしまったので一日お休み。実家でゴロゴロ。
夕方になって、テレビ番組の作成スタッフの方から弦楽器について記述内容が合っているかどうかチェックをして欲しいと言った内容のメールを頂く。
こういうご依頼は時々頂くし、どうせヒマだったので協力させて頂く。お役立て頂いていれば幸い。
テレビ番組を自分はほとんど観ないのだけれども、多くのひとの協力で成り立っているのだなあと感じる一瞬。