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土曜日は東京にて日曜日は愛知にてレッスン。今回も非常に多くの方にお越し下さり有難うございました。
土曜日はおふたりが弓を購入なさり、おひとりが楽器の調整をなさり、また、日曜日には弦をナイロンからオリーブに替えられた方がおられたりと楽器に関する話題が多かった。おふたりとも充分良い弓と思ったし、楽器の調整もきちんとできていた。オリーブもきちんと弾けばオリーブの音が出ていた。わたしにとっても嬉しい限り（＾＾）。
楽器の加減が変わると弾き方自体も変える必要が出てくる。物理的な力のバランスで良い音になったり汚い音になったりするわけだから、楽器の物理的条件が変われば当然弾き方が変わる。
楽器にせよ弦にせよ良いものほど重いような抵抗感が強いような感覚になり、自動車を軽自動車から高性能な車に乗り換えたようなもので、初めは扱いにくく感じる事も多くあるかと思う。でも、使いこなせば力を入れないで中身の多い大きな音が出せるようになる。逆に、一般的に良いとされるものが良いと思えない場合は、たいていの場合使いこなす事ができていないとも言える。
いろんなものを試してみるとその都度演奏技術の幅が広がるわけで、だからこそ、ぜひともいろんなものを試してみて頂きたいと思う。
