ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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普遍的な音

お正月の間、様々な楽器をいじりながら考えた事。お店で1966年のフェンダージャズベースを弾かせてもらったり、1930年のウクレレを弾かせてもらったりとしていたし、手元の楽器であれこれ録音をしてみたりもしていた。

良い音って「普遍的な音」なのかな、と気がついた。

音に限らず、良いものは一種の普遍性を持っているように思える。ゴッホの絵は実物は驚異的に普通の風景に見えるし、料理も味付けはある程度「普通」の範囲に収まっているように思える。楽器の場合はストラディヴァリは見た目も音もこれぞヴァイオリンといった感じがする(ただしストラドの晩年の楽器は除く)。

音色に関しては「普通」であることが良い音の条件なのかな?

上記の古いジャズベースはある意味「普通」の音がしたし、古いウクレレも極めて「普通」の音だった。両方とも音量(音圧感)は強いけれども音色は「普通」の音。そこがキーかも知れないと思った。

とても曖昧な話なのだけれども、塩味が濃ければ良いわけでも、薄ければ良いわけでもなく、中庸なのかなと。中央値であるからこそ、多くのひとの感性とリンクを持つ事ができる。・・・うまくまとまっていません。もう少し自分の中で消化しなくては。


「普通」が力がある

火曜日は今年初めてのレッスン。お越し下さった皆様有難うございました。今回は久しぶりにお越し下さった方もおられ嬉しかったです(^^)。

上記の「普通に」というお話をさせて頂いた(内容的にはいつもお話している事だけれども)。やはり普通に弾いた方が素晴らしく良い音に感じたし、「普通」の方が力があるようにも思える。

一般的に多くのひとは、自分の個性を出したがったり、他人と違う事をやりたがるのだけれども、それは下手物というべきだろう。自分なりに極めて「普通」にやっているつもりでそれでもにじみ出てしまうのが個性というもの。

普通であること、ニュートラルであることというのはすごい事だなと感じる今日この頃。

 



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