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久しぶりの日記になってしまいました。土曜日・日曜日はいつも通りレッスン。今回も多くの方にお越し下さり有難うございました。
月曜日はレッスンを受けに午前中は目黒区へ。午後は楽器の撮影のお仕事。あ〜、慌ただしかった。
今回の撮影はかなり良いオールドでご機嫌(^^)。オールドは変な反射や影が出来にくく撮りやすいし、撮っていて撮りがいもあり嬉しい。
新作楽器を最近気に入って使っているけれども、オールドは骨董品として手に取った時のうれしさを感じる。不思議なことと思う。古い道具を愛でる気持ちってなんだろうなと。
一般的に忌み嫌われる「使用感」は半端じゃなくあるし、修理・修復のツギハギだらけのボロボロのガタガタ。まだ存命の人の痕跡は嫌われるけれども、もう生きていないと思う見知らぬひとの痕跡を想起させるのが骨董の良さなのかもしれない。骨董品は名前のない墓標のようなものか。
自分の楽器も弓も何人ものひとが使ってきたもののはず。どんな人が使っていたのだろうと想像するのも楽しい。