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水曜日は教える方のレッスン。８コマと多くの方にお越し下さり感謝です。
レッスンではよくお話しすることだけれども、CDなどで聴くヴァイオリンの音は、大きなホールで隅々まで音が伝わるように弾いた音と言える。
住宅事情の都合上難しい場合も多いかと思うけれど、ぜひそのつもりで練習をなさって頂きたいと思う（これは消音器を付けている時も同じ）。
声を張り上げて怒鳴るわけではない。遠くまで通る音を出そうとすること。そのためには、声であればお腹を意識して、太い声を出すことになるかと思うが、それと全く同じようにして弾いてみて頂きたいと思う。
声楽と弦楽器はかなり近いと思う今日この頃。
今回の弦楽器フェアは、わたしは１０月３０日に行くつもり。会場でお会いしたら、どうぞよろしくお願い致します。
弦楽器フェアではとにかく多くの楽器を触って弾いて頂きたいと思う。分かっても分からないでも、それが楽器の良し悪しを知るための最善の手段と思う。手に取れる楽器は全て弾いて、ガラスケースの中のものも手に取らせてもらって可能なら弾いて、パフリングやスクロール、板の膨らみ具合を見て、と。
また、弾く時には会場に音が響いているかを確認。良い楽器を適切に弾けば、天井に当たってかえってくる音が分かる。
わたしはそれで楽器のことがある程度わかるようになったと思うし、それが一番の近道ではないかと思っている。自分ことなんて誰も気にはしていないと思って、どんどん触って頂きたいと思う。
弦楽器フェアは、食事できるところがほとんどないので、注意。ただ、座れる場所はあるので、そこでオニギリなどを持ち込んで食べるのが良いかと思う。
ぜひ、多くの経験をして頂きたいと思う。
