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火曜日は楽器の撮影に出かける。どうもカメラの調子が今ひとつなので、だましだまし撮影を終わらせた後、新宿のキヤノンのサービスセンターに持って行く。
途中でbusyと出たまま、フリーズしてしまう症状。
原因があまりハッキリしないけれども、オートフォーカスの性能向上(これはこの機種の不具合です。AFはほとんど仕事では使わないのでそのままにしていた)など他の修理も必要だったため1週間ほど入院に。
プロ用機器は信頼性が高くあって欲しいのだけれどなあ。レンタルするにも1日16,000円もするし、撮影時のトラブルが一番不安。元気になってばりばり仕事をこなして頂きたいところ。
帰宅後、レッスン用の練習としてヴィオラでバッハの無伴奏チェロ組曲の練習をする。2番だけれども、ふと、バッハ(特に無伴奏曲)は「純粋音楽」かなと思った。
淡々とした音の並びで感情を明確に表すものではない。無伴奏曲はほとんど政治の道具にもならない。無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータも無伴奏チェロソナタも、技術的には高度で当時弾けたかもわからない。
これで何かを表現しようとするのではなく、ただそこに音があるという音楽。
表現を意識するのではなく音に導かれるように弾けばいいのかなと感じた次第でありました。どんな曲でもそれは言えることかもしれないけれども、バッハの無伴奏は特にそれが言えるかも知れない。