ホーム >
月曜日は特別にレッスンにお越しになる方もおられないし、出かける仕事もない。台風はそれたようだったけれども、強風の中お越しになるのも出かけるのも大変なので、タイミングとしては良かった。
国民年金と市民税と国民健康保険税を払いにコンビニへ(引き落としだと納税の実感がなくなるので、ここは手作業にしている)。そして8月末日なので帳簿付けを行う。
自営業者はこれをきちんとやっておかないと3月になって大慌てすることになる。帳簿をつけていても、やはり3月には大慌てするのだから、これだけは毎月マメに帳簿付けを行っている。
うちは青色申告なので、きちんと帳簿付けをしなければならないけれども、その分控除が多めになっている。もちろん、必要以上に税金を払いたくはないから、丁寧に経費を積み上げていくことになる。愛知への交通費、CDの送料、弦の代金などなど。
現金で頂戴するレッスン料もあるので、これも丁寧に積み上げ。個人レッスンでは領収書を出さないのが普通だけれども、どうやって帳簿付けをしているのか不思議に思う。現金で頂いた分が今月で38件。少なくとも自分は分からなくなってしまうと思う。それに、現金収入の職業は税務調査に入られやすいと聞くし、しどろもどろになるのは嫌。
今月もきちんとお仕事をしました(^^)。
ヴァイオリンの世界は閉鎖的・秘密主義で、情報をできるだけ出さないようにするのが一般的。また、表面を取り繕う風習があるため、都合の悪いことはほとんど表に出てこないのが普通。
わたし自身は極力オープンにしようとしているつもり。何もエレキギターを買っただの、変なジュースを飲んだだの下らないことを書く必要はないし、そもそも、HPなんかで自分が苦労して得た技術や知識を無料公開する必要なんて少しもない。
だけれども、少しは自分の存在意義があって、少しはひとのお役に立てるのであればと願って、あるいは、ヴァイオリンの教師だってこんなもんだよと分かって頂ければと願って拙文を綴っている。
それをどう思われるかはわからない。他の先生にとってみれば邪魔くさい存在かもしれない。
わたしは伝統の技術はパブリックドメインであるべきと思う。その世界全体の教養を高めることで、より先の技術に進むことができるから。演奏家にとっても、教師にとっても、受け手の教養が高まることは、営業的・金銭的メリットも大きいと思うのだけれども。
生徒を囲い込んで秘匿主義になってチマチマと小銭を稼ぐ小人ではなく、大きい心の存在でありたいと思う。そして、そういう先生が増えることを願っている。
そんなことを考えながら帳簿をつけておりました(^^;
1日にメール頂いたXXさん。内容承知致しました。