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月曜日は愛知レッスン2日目。今回も5コマと多くの方にお越し下さり有難うございました。
今回、ある方にお話させて頂いたこと。「独り言」ではなくということ。
テクニック的には問題なくても、聴かせようとしていない演奏は、どうも変な具合になる。音色は貧弱になるし、リズムや音程もいまひとつになる。すなわち、独り言のような感じ。
音楽は、人に聴かせてナンボのものではあると思う(もちろん自分で楽しむ趣味の要素はあるものの)。まして、ヴァイオリンはけたたましい音を発する楽器で、誰かに聴かせようとする意識が必要になると思う。大声での独り言が強い違和感を感じるようなものだろうか。
誰かに聴かせるようにとするだけで、音色も音程もよくなるので面白いところ。
愛知レッスンをやっている部屋にウッドカーペットを敷いた。あまりにも響かない部屋で、良い音になっても差があまり分からないという問題があるし、音が吸収されてついつい強い力で弾いてしまう部屋。
響きの改善に、じゅうたんの床にウッドカーペットを敷くことにした。川口の部屋にも同様のウッドカーペットを敷いてあり、かなりの効果がでたのでうまくいくのではないかと期待して。
月曜日の午前中に敷設作業。カーペットに挟まれて腕を怪我してしまった(T_T)
幾分反射音が増えて弾きやすくなった。大きく弾けば大きく聞こえるし、小さく弾いても貧弱にはならない。ただ、予想よりも効果が小さかった。もう少し残響が出ると思ったけれども、天井か壁で吸収されるのか残響が出ない。もう一歩改善が必要。
部屋の隅に置いてあるいろんなものを片付けるなど、細かな改善で対策していきたい。
出している音が正しく自分に聞こえてくる部屋にできればなと。