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パガニーニ24のカプリース

シュロモ・ミンツのパガニーニのカプリース全曲演奏会を聴きに紀尾井ホールへ。会場にはヴァイオリンを持った人も多く、プロのヴァイオリニストや音大生などパガニーニを弾く人も多くおられたのではないだろうか。ヴァイオリン製作家やファンの方などわたしの知人も何人か聴きに来ていて、ヴァイオリン関係者注目の演奏会。

1番から24番まで順番のプログラム。2列目中央(11番)という演奏を見るには絶好の場所。楽器はストラディヴァリの後期のものだろうか?四角いCバウツと素晴らしい杢の裏板&横板の楽器。

ところが4番くらいまでは、楽器が全然鳴っていなくって「え〜、こんなものなのか?」と正直思った。演奏も荒いし、音程も思いのほかラフ。これでは、最近聴いた中では岡崎慶輔さん(2005年のミュンヘン国際音楽コンクールの優勝者)の方がはるかに上手い。

曲が終わるごとに左手をゆるめてぶらぶらさせていたり、弦をぬぐったりしていたが、ご本人も自分の演奏に満足していなかったのかも知れない。なかなかパガニーニは降りてこなかった。

次第に楽器は鳴りだして凄い音量で響き渡っていたし、アップボウ・スタッカートが素晴らしくうまく、「なるほど!」と思った。両手とも軽く名器を鳴らす弾き方で納得。けれどもパガニーニが降りてくる場面はあまり感じられなかった。

アンコールはミルシティンのように弓を返して弾く5番。それはそれはすごかった。まさに完璧かつ悪魔的で目の前にパガニーニが降りてきて、このアンコールだけで大満足(^^)。

ひさしぶりにカプリースを取り出して弾きたくなった。行って良かった(^^)



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