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レッスンを受けに目黒区へ。モーツァルトのコンチェルト5番の続き。
・第二主題:fの方はマルテレで、pの方はスピッカートで
・スタッカートの直前のスラーは、短くしてよい
・4つ連続ではなく、2つ1つ1つでも良い(ガラミアンの譜面など)
・フィンガリングの変更
・3和音の弾き方(カデンツァ):指板上で極端に弓は速く
モーツァルトは長年弾いている曲だが、これまで全く気がつかなかったところが多数。やはり奥が深いし、多くの方々が何とかしてより良い音楽にしようとしてきた歴史でもある。アーティキュレーションについての指摘を多く頂いたが、確かにそれが文化であり歴史なのかなとも思う。
今回も有益でした。
坂本政務官の「年越し派遣村」発言について。陳謝して問題収束という形にしたいのだろうが、mixiで意見を見てみると「発言は正しい」「間違っている」と賛否両論あって驚く。
「働く意欲のない人」は確かにいるのだろう。でも、個々人は好きで不安定な生活・仕事をしているわけではないはず。仕事の環境や住環境が不安定な生活はほどみじめなことはないのだから。
わたし自身の話。大学生の頃、引っ越しの際に手違いで1ヶ月ほど入居が遅れた。1ヶ月間、友人宅を渡り歩く生活だったが、これほどみじめなものはなかった。その時にお世話になった方々には今でも強く感謝だが、不安定な生活は当事者にはかなり精神的にこたえるものだった。
わたしには、ホームレスの方や派遣切りされた方にできることはほとんどない。早く職と住みかを見つけて欲しいと願うばかり。
だが、ヴァイオリンを弾くような方は比較的余裕のある方とは思う。経営者や管理職など社会的に上位の方もおられるとも思う。「家のない生活は想像以上につらいもの」ということは、お伝えしたいと思う。
派遣切りをする企業は、苦しくなれば正社員切りもする。決して他人事ではない。