ホーム >
水曜日は教える方のレッスン。クリスマスイブにもかかわらず6名と多くの方にお越し頂いた。有難うございました。
ヴィブラートについて。「指をちょっと寝かせて」「手の形を普通にして」とお話しして大きく改善した方がおられた。ヴィブラートをするときに、手首が出てしまったりなど通常と違う形になることが少なからずある。
ヴィブラートは基本的な手の形が正しくてはじめてできる技術と思う。正しい手の形は、一番ゆるんだ形。動かす方向は手前ではなく、手の甲の側に。指を動かすのではなく手を動かす。
これらは多くの書籍でも断片的に述べられていることではあるが、なぜか「力を抜いて揺らせばそのうちできる」という説明に終始することが多いように思える。先生が不勉強では話にならないと思う。
メインとして使用している楽器のネックが若干下がっている(弦に引っ張られて、指板と弦が離れている状態)。
先日、弦楽器専門店に行った際に相談したが、湿度を多ければネックは下がり、乾燥すればネックは上がるものらしい。この時期は乾燥するので、弦を緩めると10日ほどである程度戻るとのアドバイスを頂いた。
半信半疑ながら、緩めておいて様子をみている。毎日測ってみると、確かに弦高が5.7mmから6mmの間で動いているのがわかる。少なからず驚き。
うまい具合、ネック下がりが軽減すればよいが。