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水曜日は教える方のレッスン。
音色についてここしばらくやっている方がおふた方。そんなに一生懸命弾くのではなく、というお話をさせていただいている。
いろんな方にお話していること。ヴァイオリンは1500年代からほとんど変わらない形でいるが、その頃の道具を扱うと思って、とよくお話しする。できれば、その頃主流だった楽器(リュートなど)を触ってみて欲しいし、同時代の絵画(フェルメールなどで良いと思う)なども見て欲しいと思う。
リュートなどはあまりに軽いと思うのではないだろうか?ストラディヴァリの軽さはそれに似ている。そんな軽い華奢な道具なのだから。
ヴァイオリンは一生懸命弾くのではなく、やる気無いくらいの力加減で。それが良い音への第一歩と思う。ぜひとも、初歩の段階から良い音を追求して頂きたいと思う。
今週末のレッスンに向けて、難しい版のラ・フォリア(タイプミスで、ラ・ゴリアと出た。なんかとても力強い響き)とモーツァルトの3番コンチェルトを練習中。
難しい版ラ・フォリアは13年ぶりと非常に久しぶりに弾く。
久しぶりに弾くと、新鮮で楽しい。あ、こんなだっけという面もあったりして。
自分ではやらない曲や、忘れていた曲などを再発見させていただけることもレッスンをやっていて有難いこと。頑張らねば。