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10月31日、11月1日と弦楽器フェアに行ってきた。31日は15時頃から最後まで、1日はレッスンがあったため夜の講演会のみ。
ひとまわりした感じでは、それほど目新しい発見はなかったが、イタリア新作は以前より楽器が軽くなっている=板が薄くなっているように思えた。材料をケチったわけではないはずで、製作コンセプトの変化なのかなと感じた。
むしろ、多くの日本人製作家が一昔前のイタリア新作風なのが興味深く思えた。
1日夜の講演会は「楽器修復」についての講演。後世のニスを剥がす作業の説明に多くの時間が割かれており、非常に興味深かった。ヴァイオリンの世界ではニスを剥がすことは忌避されるが、本来とは違う後世の仕事を取り除くのは美術界全体では現在では普通。ヴァイオリンもやっと並みになってきたと思う。
ただ、音に対して積極的な言及がなく、その点は気になった。やはり見た目の商品価値を高めるための作業なのか・・・。
1日、2日は教える方のレッスン。今回、体調を崩している方もおられたし、お休みになってしまった方もおられた。どうぞ、皆さま体調などを崩されないようご自愛を。
かくいう自分もベストな体調とは言い難い。気をつけなければ。
愛知県でのレッスンについて1日に公表。早速のご予約もあり、大変に有難いことです。少しでもお役に立つのであれば嬉しい。
3日。嫁さんと義理の弟と、ご飯を食べに行く。行ってみたかった新宿のベトナム料理「ホイアン」
とりあえず一通り試したかったので、ランチビュッフェで。春巻も、フォーも、炒め物もいずれもおいしかった。また、かなり混むととネット情報では聴いていたがそれほどでもなく、その上店内の雰囲気も良かったので大満足。
Wieniawski: Pieces for violin solo, 2 violins & violin with piano
隠れた名盤だと思う。ヴィェニアフスキー・コンクール優勝者たちの演奏でそれほど有名な演奏家ではないが、音は太いし音楽も堂々としている。音色も録音も良し。ただ、入手困難でご紹介できていないCDのひとつ(わたしは池袋のミッテンヴァルドで購入しました)。
エチュード・カプリース(Op.10)の全曲が入っているし、二つのヴァイオリンのエチュード・カプリース(Op.18の方)も全曲入っているとても珍しいCD。
品切れになっていますがいちおう(Amazon)
→Wieniawski: Pieces for violin solo, 2 violins & violin with piano
先日注文したチューナー。これは非常に良い。使える機能多数。1日、2日のレッスンで早速活躍してもらった。
レベルメーターがついており(管楽器の練習向けらしい)、これが一定の音で弾くボーイング練習に役立つし、出した音に近く正しい音を出してくれる機能など。もちろん視認性は非常によい。
こんな製品(コルグのオフィシャルページ)
→http://www.korg.co.jp/Product/Tuner/LCA-120/